最短2か月=140時間で【センター政治・経済】9割獲る方法
センター9割コース(期間:3か月~)
1.理解
2.アウトプット
3.総整理
4.演習
センター政経の勉強は、これらの組み合わせによって行われる。
正しい順番で、正しい分だけやれば、
3か月で安定して9割(根をつめれば2か月でOKだ!)を取ることができる。
その方法を紹介しよう。
理解(1~2か月):1日90~120分:総計80時間
・蔭山のセンター政治・経済 パワーアップ版
初学者にお勧めできるのはこの参考書だ。内容がわかりやすく説明しているのにも関らず、『面白いほど取れる本(黄色い本)』よりも分厚くなく、学習の見通しが立ちやすい。
1単元ずつ(急ぎの人は2単元ずつ)「理解」を意識しながら取り組もう。すると、1~2か月で1周終わらせることができる。(政経において早めに1周できるというのはとても重要だ。)
必要あらばカラーで書いてある重要事項だけ、コピー用紙や裏紙に簡潔に要約しておく(綺麗に書いてはいけない。ことばもかなり省略する。記号も多用する。あとで復習する必要もない。理解して記憶のもちを良くすることだけが目的なのだ。)*1
アウトプット:1日30分:総計15時間
・蔭山のセンター政治・経済ポイント&キーワード
なぜ蔭山政経を選んだかといえば、分かりやすさに加え、
これですぐアウトプットができるからである。
理解学習の終わりに解いた文だけこちらの問題を解き、前回の復習はこれを使って行おう。これでわからない部分がでてきたら本冊に戻る。
なお、ポイントのまとめは問題を解いた後に参照するとよい。先に参照してしまうと解けるのかが曖昧になってしまう。もちろん○△×法でやろう。全て○になるまで、本冊が終わってからもやりきろう。
・改訂版 センター試験政治・経済の点数が面白いほど取れる本
なお、この黄色い本の使いどころは、蔭山でわからなかったところの補完だろう。買っておいて損はないが、2冊の同時進行はできないので、辞書的に使おう。このプランでは、この本の赤字を全て憶える必要はない。次の参考書でセンターの範囲が総チェックできるからだ。
総整理(20日~2か月):1日90分 総計30時間
★センター試験政治・経済集中講義 三訂版
センター政経における神、預言者、天使、聖典、来世、天命。*2
僕も少しふざけてしまうくらい、いい本だ。僕が知っている数百冊の中から科目問わず参考書ランキングを選べと言われても、ベスト3には必ず入る本だ(※『シス単』が1位)
この本があるから、センター政経9割が2~3か月で可能なのだ。
(現役のころクラスで僕がおすすめし、大流行した本だ。それに今では、僕が現役だったころ(4つくらい)とは比べ物にならない量の高評価レビューがつけられている)
センター政経の受験者の聖典だ。僕はこれを電車の中で持っている人を見ると、そのセンスの良さに「うむ」と唸る。
蔭山が終わったら「切り替える」
『蔭山のセンター政治・経済』を一周インプットしたあとの学習のベースはこの本1冊でOKだ。わからないところがあったら『蔭山政経』(もしくは『面白いほど』)に戻るといった使い方でいいだろう。
章ごとの問題と付録の問題は○×△法でやろう。これを何周もしてすべて○にできたら8割を切ることはないだろう。
この本自体が総チェックの目的がある。わかっているところは一度読んだら読まなくていいだろう。
だから、わからない記述があればラインを引く。以降ラインを引いたところしか読まない。次もわからなければラインの色をどんどん濃くしていく、一番濃い色しか確認しない、といった方法をとって復習していた。
かなりハイペースで取り組みたい。1日5章くらいで、2周目はもっと早く、3周目はもっともっと早く。知識を入れる場所は単語帳程度のスピード感でよい。センター直前の1か月(2か月)で10周くらいまわしたいところだ。
なお、予備校にてちゃんと政経の授業を受けた人はこれと過去問演習だけでいい。
学校の授業は、程度にもよるが不安なので、『蔭山政経』で確認してからがいい。
演習(10日~1か月):1日60分 総計15時間
演習を最後までじらして効率up
演習は時間がかかる。だから、最後の最後にだけ取り組む。中途半端な段階でやっても時間がかかるだけだ。80点を取れる段階になってから行うことで、悩む時間と復習が少なくて済む。30分で問題を解き終え、30分で復習しよう。○△×法だ。なお、自信のない選択肢がある問題をすべてチェックしておく。
過去問の賞味期限は5年間
むやみやたらに政治経済の過去問を解き続けることはおすすめできない。当時の時事問題が出題されて答えられる必要はないし、今の時事問題が入っていないからだ。だから、模試問題集を使う。一番のおすすめは河合塾のもので、次いで駿台、Z会も学習しやすくお勧めだ。※過去問5年+河合が最低ラインで、もう1冊やっておくと安心だ。
自信のない問題・選択肢の部分だけ何度も○△×法
後日の復習のために、解けなかった問題、分からなかった箇所には色ペンでアンダーラインをつける。
さぁ、○△×法の応用で最後の詰めをやろう。アンダーラインを引いた箇所の説明ができれば○、できなければ△や×をつける。一度解いた問題だから、スピードを意識して。
もちろん、過去問を解いている間も、『集中講義』による総整理を忘れずに。
いかがだろうか。1日2時間と少し確保できれば、2か月でもセンター政経9割はいける。
120時間で90点が取れるのだ。勇気が湧いてきたかな?
しかし、能動的な学習が前提になる。2時間集中して取り組むことで、素晴らしい結果が手に入るだろう。
……政経は、短い時間で、楽しんで!
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