【古文】はじめに
要素分解
①単語
②文法
③文法と読解の間
④解法習得
⑤読解演習
⑥古文常識・和歌
学習順番が最重要
どの教科においてもそうだが、古文は特に学習の順番が最重要になる。基本単語を頭に入れ、文法を入れない状態でやみくもに演習をしても意味がないし、すっごく時間がかかる。そんな無駄な時間は過ごしてはいけない。
①基本単語を入れる・基本文法を入れる
②文法で得たことを読解の際に生かせるようにする
③解き方を学ぶ
④演習をする・古文常識・作品の知識を習得する・和歌の解法を学ぶ
この順番を崩さないように。逆にすると時間がかかるし、自信も無くす。
簡単なことからやっていけばいい。古文アレルギーの人が生まれる原因は、いきなり難しいことを要求されたり、意味のないと思われる詰め込みを要求されてしまうからだ。
簡単な語り口で、理解しながら、本当に基礎的な単語や文法から頭に入れていこう。
そう聞くとゆったりしているように聞こえるが、これが一番の近道だ。後半の演習での理解度で差をグングンつけられるだろう。
「読解」をひとくくりにしてはいけない
文法を一通り頭に入れ、古文アレルギーを脱却しても、「なぜか点数が取れない」状態に陥る受験生が非常に多い。そして、僕もそれでやられた。
それは、今までの勉強法や学校、予備校が、読解を「古文読解」とひとくくりにしてしまっていることから生じるのだ。
本当は、受験生のレベルに合わせて、古文読解の段階は3つに分けるべきだ。
①文法で得た事項を読解で生かせるようにしていく段階
②文法だけではわからない、古文独特の読み方を習得していく段階
③解法を得ていく段階
この3つのどれかが欠けていては問題が安定して解けない。つまり、ただ文法を暗記しただけでは3つ全ての要素が抜け落ちているのだ。これでは読んで、解き、点数を取れるはずがない。このサイトではもちろん、各要素に対応した参考書を紹介していく。
アレルギーを治し、安定して合格を
古文は暗記事項で点数が取れる部分が多く、安定しやすい教科でもある。私大受験生で
「古文を捨てる」というのは非常にリスクの高い戦略で、おすすめできない。
僕も古文が苦手だった。最後まで学習法が確定できず、悩みぬいた。しかし、ちゃんとした参考書を選び、ちゃんとした順番で学習すれば古文は必ず読めるように、解けるようになる。
というのも、「古文アレルギー」の人はたくさんいて、そういう人も取り組みやすい参考書がたくさん用意されているからだ。
語りかけるような文法解説、読み方を手取り足とり教えてくれる本……そういったものを恥ずかしがらずにやっていけば、必ず成績が伸びるのが古文だ。
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