フツーから早稲田へ。

「普通だった」高校生が半年の自宅浪人で早稲田に合格した受験術・戦略・勉強法を、分かりやすくお教えします。

センター英語(筆記)ってどうするの? 160点まで編

センター英語が出来ない人のパターンは2つだけ

センター英語が出来ない人(7割切る人)のパターン。

・単語力が足りない

・長文を最後まで読みきれない

このどちらか。

 

まずは配点ごっそりの長文で満点近くを狙う勉強をする

実は、センター英語8割程度は基礎単語(シス単、ターゲットの前半半分)を頭のなかに入れて、センター形式の長文演習の回数をこなせばたどり着く。

なぜなら、センター英語は、大問3以降の長文問題の配点が高く、そこで満点近くが楽に取れるから。

大問1(アクセント)の配点が14、大問2の配点が44、合わせて58点。

大問3からの長文問題は142点で、異常に高い。

(すると1,2が半分でも、8割弱の得点率になる。)

どちらかがちゃんとできていない人が8割に届かない。

逆に言えば、センター英語8割を切っている人は、以下の参考書をやるべきだ。

①手元の単語帳(ないならシス単がおすすめ。1,2,5章だけを完璧にやろう。)

 

②センター英語の速読の練習(1冊目のおすすめは以下のハイパートレーニング。) 

センター英語が全部読みきれない人は、復習として、 音読をCDに合わせてやるのがおすすめ。知らない単語や解釈できない文の書き込みをしてから、CDと同じスピード、同じ発音で音読してみよう。

速読力は音読によって養われる。

 

 センター英語は量をこなしたほうがいい。ハイパートレーニングを1日1題、残りの日付によって2題やったら、過去問に入ろう。

黒本の解説が非常に丁寧なのでおすすめだ。

ただ、センター試験英語は最近傾向が微妙に変化した。(3bと5が違う)

現行の形式の練習量が足りなくなってしまうので、過去問は最新5年分くらいまで、

難しい追試は解かないのをおすすめする。

 

その代わり、難易度が高すぎない模試問題集を使おう。

  

河合塾のものが本誌と難易度が同じくらいで、解説も分かりやすく簡潔で

最もオススメ。時間が余ったらZ会のものを次におすすめしておく。

もちろん、必ず80分、時間を測って解こう。80分解く→10分くらい休憩する→答え合わせする、がおすすめ。

時間が足りない人へ、ギアをあげるべき設問

それぞれの大問に何分かけるかは個人差があっていいと思う。だから、このブログではおすすめの時間配分を掲載しない。しかし、時間の差がつきやすい大問もある。

大問1,2:分からない問題をすぐに飛ばすことで短縮できる。並び替えはどツボにはまりやすいので、マークミスに気をつけつつ、最後に解くのもあり。

大問3c:ディスカッション。「司会」部分はパターンがあり、答えとは関係ない。ここを速読できれば相当早くなる)

大問4a:グラフ。グラフとパッセージ、どちら(どちらも)に答えがあるか、が早くわかれば高速化できる。

大問4b:広告。問題文を読んでから、必要な情報を探しに行く。慣れで相当早くなる。慣れてしまえば、5分かけなくても正答できる。