トップレベルへの架け橋! 現代文演習にこの4冊
実力が足りない人は手を出さない!
今回紹介する参考書は、現代文「理解編」を終えた人を対象にした、
得点力を底上げするための参考書になっている。
理解編のルートを終えた人、もしくは同等の実力がある人が、
過去問演習の少し前の段階として取り組む1~2冊を決めるためのカタログだ。
navigatortopass.hatenablog.com
記述攻略
・上級現代文Ⅰ・Ⅱ
・理解編では国立ルートで紹介した、記述問題対策の王様。しかしもちろん私立志望でも記述問題が重い人・毎年同じタイプの記述が出る人にはおすすめだ。
・目次を見れば、記述問題の問われ方が細かく分類できる。(目次を見るだけで力がつく)その分類をみて、自分の志望校に合わせたところだけ解けるので、まったく無駄がない。(出ないものは解かない)
・「これが独学か?」添削してもらっている錯覚を生み出すほど、詳細な解説。疑問点が何も残らないはずだ。
・しかもなんと、この本から得られる記述解答力は、英語や古典にまで生かせる。すごい本だ。
難関私大用
・新 田村の現代文講義 2
・霜・田村ルートで紹介。
・田村1で紹介した技術のまとめが最初にあるので大丈夫。(このレベルに到達した人ならそれを見れば1に取り組まなくてもOK)
・難関私大の「解き方」にフォーカス。船口・河合・出口ルートを進んできた人が解答力で伸び悩んだときの特効薬。
・早稲田志望におすすめ。難しいとされる早稲田特有の問題の解き方もバッチリ
・解答を導くための公式は枠で囲いあり。問題を解き終えてから総確認が可能
・読解現代文問題集 難関大編
・どのルートでも紹介していない。だけに、どのルートからも接続しやすい。難易度・解説の詳しさ(易しすぎず、難しすぎないし、くどくもない)が理解編を終えた後に丁度良いからだ。
・しばしば難関私大用の問題集では、入試レベルを逸脱した問題が見られるが、これでは心配ない。必要な問題を確実に取るための力がつく問題集だ。
・「読み」「解き」両方の重要なポイントは抑えながら解説してくれる。自分がつまずいた箇所がわかりやすい。
・「新 田村の現代文講義 2」と併用するなら、田村が先、こっちが後。
センター用 赤本、黒本を終えちゃったら
・難しすぎる問題の収録が少なく、解説がわかりやすい模試の過去問。
・今と同じ傾向のセンター試験の本試を解き終えて、時間が余ったり、センター国語に自信をつけたい人におすすめ。「小説だけやる!」「漢文だけ!」など、弱点補強にもいい。
なお、赤本か黒本かだったら、僕は黒本をおすすめする。解説が詳しい。
ただし例外もあって、赤本の解説は国語が得意な人にとっては、必要十分で簡潔によくまとまっているといえる。「9割取れるよ」「黒本の解説はもうくどいよ」などという人は赤本でもよいだろう。
応援のクリック&シェア、よろしくお願いします!
スポンサード リンク