私文の頂点

「普通だった」高校生が4か月の自宅浪人で早稲田に合格した受験術・戦略・勉強法を、分かりやすくお教えします。

【英熟語】他の受験生に差をつけろ!おすすめ英熟語帳4選 ―英熟語を軽視すべからず

 2015.8.22 更新しました、内容がパワーアップ!

はじめに:もっと英熟語を!

特に現役生は熟語を軽視しがちだ。「英単語のほうが大事だからー」とか、「熟語は長文の中で覚えてるからー」とか、言い訳はいくらでも思いつく。でもその一方で、長文問題が思うように読めなかったり、長文問題の中で要求される穴埋め問題が取れなかったり、並び替え問題が解けなかったりということに悩んでしまう。それ、けっこうな割合で英熟語のせいだと思うよ


僕はそういう現役生をたくさん見てきた。毎回長文演習のチェックをするたび、「それ知らないとやばくないか?」と思える基本的な英熟語にマーカーが引いてあるが、熟語帳を持ってすらいない。

それではその熟語を試験当日に覚えているのか確かめるすべがない。

ちょっと一緒に優先順位を確認しよう

もちろん、基本単語を覚えることは重要だ。その勉強は最優先ですべきだ。

しかし、その後に難単語をがんばって憶えようとするが、熟語に手をつけていないパターンが結構ある。

それではいけない。あたりまえのことだが、熟語帳を持ってすらいないから見落としやすいのだろう。(学校でも配られないと思うし、ね)

 

さて、優先順位はこう憶えてほしい。もうわかっていると思うけど、大事だからちゃんと文字にしておきたい。

①基本英単語

②基本英熟語

③難単語

④難熟語 の順番で重要だ。

基本の英単語(たとえば、センターまで)終わらせた人は、

センターレベルの英熟語に少しずつ手を出していきたいところだ。

出題頻度や問題を解く鍵になっている可能性などなどを考えれば

難単語を10個おぼえても、基本英熟語が1個頭から抜けて訳せなかったら赤字だ!

 

熟語帳のすすめ

また、文法問題の一環として学んだ熟語もたくさんあるだろう。

でもそれが、長文の中で使われても対応できるよう、英熟語帳に記載された形で覚えなおした方がよい。4択で出された時動詞や前置詞が入れられたとしても、長文で訳が出ない基本英熟語があると非常にまずい。他の記事を読んだ方ならおわかりだろうが、配点や得点効率的に、読解が最重要だからだ。

英熟語帳を1冊持っていれば直前期のメンテナンスも安心してこなせる。

ぜひ自分に合ったものを後のおすすめからみつけて、使いこなそう。

 

おすすめの英熟語帳は?

それではお勧めを紹介していきたい。英熟語帳は数が少なめなので、詳しく説明した。

ある程度、英熟語帳は好みによって好きなものを選んでよいといえる。お気に入りの英熟語帳を見つけよう。

 

・英熟語Always1001

1)3つのレベルと必須構文の章(+句動詞)に分けられていて、自分がいまどこをやるべきがが分かる。効率が良い。

2)短めの例文がグッド。自分で熟語前後だけ確認してコンパクトに憶えるのがおすすめ。

3)そのため、システム英単語』が好きな人はこれがいいと思う。

4)必須構文の章が最高。(一番推す理由)必須構文→1章→2章→3章の順番でやろう。

5)3章は余裕がある人のみ。必須+1章でセンターは乗り切れる。必須公文+1,2章でも最難関の私大でビハインドを食らうことはない。

・○△×法が使いやすい。

 

 当ブログ一番のおすすめはこれだ。『システム英単語』が好きな人はお気に召すだろう。頻度順で効率もよく、どこまで憶えればいいかがはっきりしている。

例文も短くて暗記の助けになる。

しかしなんといっても一番のおすすめは「必須構文」の章があるという点だ。これは最初に攻略するべきだ。長文中、特に設問で問われる頻度がとてつもなく高い表現が網羅できる。

 

なお、3章を完璧にするのはなかなか難しい……。

1,2章と必須構文、句動詞を完璧にして、余裕があったらやってみる、でOKだ。

取り組み方

○△×法で、自分のレベルに合う章を一気にやろう。

順番が大事。必須構文の章を最初にやろう。3章はスケジュールと相談。

 

navigatortopass.hatenablog.com

 

 ・英熟語ターゲット1000

 

『ALWAYS1001』と比較して、好きな方を選ぼう。

・『ALWAYS1001』より熟語の解説は詳しい。

・中身のデザイン、レイアウトが見やすく秀逸。

レベル分けの使いやすさはALWAYSの方に軍配。なお、必須構文もないのが痛い。

・例文が少しALWAYSに比べて長い。その点で少し使いにくさもある。

・キャラが被るのでALWAYSと2冊使う必要はない。どちらかにしよう。

・こちらも○△×法が使いやすい。

 

ライバルは『ALWAYS1001』だが、熟語1つ1つの解説は『ALWAYS1001』より深いし、分類もわかりやすいため、少しでも理解したり、意味を理しながらやりたい人はこっち。『ALWAYS1001』『英熟語ターゲット』のどちらを選ぶかは好みで決めてしまっていい。どっちでも大丈夫だからね。

レイアウトが見やすくきれいなので、人によってはそれが決め手になるかもしれない。

非常に贅沢な使い方をしてもいいなら、2冊のいいとこ取りをする方法もある。まず必須構文だけ『ALWAYS1001』でやり、熟語は『英熟語ターゲット』でやるのだ。少しお金はもったいない気がするが、こだわりがあればそれくらいしてもいいかも。

取り組み方

○△×法で100語~200語ずつ確認していこう。(人によっては最初だけはもう少し少なくしたほうがいいかもしれない。)解説もしっかり読んでいこう。慣れてきたらどんどん解説を読む割合を少なくしていくと良い。

 

・速読英熟語

サブリーダーとして使いながら英熟語が学べるのは大きい。

直前期のメンテには上の二冊ほど適さない。

・熟語にあまり時間を取れない人や、とっても急ぎ足の受験生には向かない。

というわけで、中堅~難関私大向き。

頻度順でなくなってしまうのは(コンセプト上仕方ないが)とても惜しい

サブリーダーに最適で、読み慣れに自信のない人はぜひ検討してほしい英熟語帳。英単語に比べ英熟語は遅めのインプットでもよいので、長文をじっくり読みながらついでに憶える方法も効率的だ。

受験生の秋以降など、時間が全然ない場面は使ってはいけない。頻度順でないから、「熟語を憶えたことによる長文演習の効率up」まで、時間がかかってしまうからだ。

頻度順でないということは、やるなら全部やらなければいけないので、国立志望でセンターのみ英語使用など、英語に時間が取れない受験生にもあまり向いていないだろう。(そういう人は『ALWAYS1001』の1~2章と構文を完璧にすべきだ)

時間のある受験生なら、普段使いはこれ、「直前期の確認だけ『ALWAYS1001』『英熟語ターゲット』のどちらか」といった使い方も賢い。

取り組み方

文章を理解して、分からない部分をなくしてから、ひたすら音読。

ただし、やり終わった熟語は○△×法で必ずメンテナンスしよう。

 

 

次は、高2生で差をつけたい場合におすすめできる英熟語帳だ。受験生がやる場合は、そうとう時間に余裕を持った人で、やる気がとってもないと完走できないだろう。

 

・解体英熟語・英語構文

 

・最も網羅性があり、到達点は紹介する熟語帳の中で最高

・カード版とブック版両方あり、暗記のしやすさが申し分なくよい。○△×法ももちろんOK。

・説明が大変詳しい。紹介した英熟語帳の中では、理解が一番深くできる。

・時間がある人だけやろう。挫折する危険度は高い。

『解体英語構文』もやるべき。こちらで重要構文もがっつりできる。

取り組み方

まず『解体英語構文』に取り組もう。○△×法で、一日50個ほど。もちろんどんどん一個あたりのスピードを上げ、量を増やしていく。慣れてきたら総メンテナンスしていこう。構文が完璧になったら、『解体英熟語』だ。解説を読み込むのは最初だけ。解けるようになれば解説を読む必要なし。暗記に頭を切り替えてスピード重視の学習だ。

 

勉強が進んでいて、かつ時間の取れる高2生にはとてつもなくお勧めできる。これで英熟語で他の受験生に差がつけられる。

しかし、一番の問題は、説明が詳しいあまりに、とても進めるのに時間がかかること。分量もいままで紹介したものの中で一番多い。英語が苦手な人や、ほかの分野が未熟で英熟語に時間がかけられない人、時間がない人は絶対に手を出してはいけない。挫折するか、バランスを崩し熟語に時間をかけすぎ、というオチがまっている。受験生がやるなら、相当時間に余裕がある人だ。

しかし、やはり最難関を目指す高2生にはお勧めだ。受験直前期のメンテまでお世話になれることだろう。

初見では説明を読むのを大事にしてほしいが、毎回細かい記述にこだわらず、ある程度理解したら暗記モードに入って毎日まとまった数進めること。

 

 まとめ

いかがでしたでしょうか。受験生は本屋に行って、

『ALWAYS1001』

『英熟語ターゲット1000』

『速読英熟語』 を3冊比べたうえで、自分に一番合っているものを選びましょう。

でも、『速読英熟語』を選ぶ人は、『ALWAYS1001』、もしくは『英熟語ターゲット』での総確認を忘れずに。『ALWAYS1001』以外を選んだ人は、必須構文の章を『ALWAYS1001』でやるとさらに盤石です。

 

成績のよい高2生や、時間のある浪人生なんかは上の3冊を選ぶか、『解体英熟語』『解体英語構文』にチャレンジのどちらかをおすすめします。

さぁ、好みに合わせて、メインの一冊を選び、それをボロボロにしましょう!!

おまけ 「ネクステ系」の使い方

「英熟語は問題演習で憶えるよ」という人もいるかもしれない。ネクステ』『英頻』『UPGRADE』などの参考書を使って英熟語を憶えれば十分だと思っている人もいるようだ。リムはそれでは不十分だと考える。理由としては……

1.長文の内容理解、和訳、四択問題、整序問題など、英熟語が問われる多彩な形式に対応できないから

2.ネクステ系は知識を「整理」できても「理解、暗記」できない

という3点があげられる。

1.が大きい。英熟語はさまざまな場面で問われる。特に和訳問題や整序問題で重要になるが、ネクステ系では穴埋め問題が中心の演習になるため、「4択では解けても他の形式では解けない」という病気にかかってしまう可能性がある。しかし、英熟語帳で熟語そのものを憶えれば、これを回避できる。

2.も重要で、ネクステ系は、英熟語の成り立ちやどの部分まで憶えればいいかという、熟語そのものの解説は詳しくない。新しい事項の暗記にもあまり向いていないと言える。「英熟語帳で理解、暗記して、ネクステで演習する」、この順番が重要なのだ。

なお、ネクステ系は総整理や実は忘れてた部分のメンテナンス。だから最後に使うのがこのブログで一貫して取っている戦略だ。

 

 

・英文法・語法問題Next Stage

 

・UPGRADE 英文法・語法問題

↑なお、リムのおすすめはUPGRADEだ。(発音・アクセントのところが素晴らしい。センター模試で半分しか取れなかった大問1で満点が取れるようになった)

 

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今回紹介した参考書はこちらです。