私文の頂点

「普通だった」高校生が4か月の自宅浪人で早稲田に合格した受験術・戦略・勉強法を、分かりやすくお教えします。

演習した文章を味わい尽くす英語長文復習法

 

ほとんどの受験生が最重要のはずの英語長文の演習、 復習方法を間違えて取り組んでしまっている。がむしゃらに英語を読むだけでは、効率的に演習をしている人にすぐ追い付かれてしまう。では逆に、効率的な演習で成績を伸ばし、英語で差をつける長文問題の取り組み方、復習方法はどのようなものだろうか?

 

最初に言っておくが、これ、けっこう時間がかかる。1つの長文に90~120分くらいかかると思う。でも、私大受験の皆にとって、長文は一番配点が高く、点数が安定する大事な部分だから、このくらいの時間はかけて良いと断言できる。

 

英語長文の勉強は3つのステップに分けられる。

①実戦・答え合わせ

②徹底解釈(文の解剖)

③復習:目的をもった音読

 

①実戦・答え合わせ

(1)実戦

何も見ないで・調べないで 時間内に解く。何が解けないかを把握するのが演習だから、ドーピングやごまかしは一切しない。

(単語も調べてはいけない。単語を調べないと歯が立たないなら、その問題はまだ早い。問題のレベルを落とす

本番のように時間を計って、自分にある程度プレッシャーをかけつつ解いてみよう。

 

(2)答え合わせ問題だけ!!→和訳や構文はまだ見ない

解き終わったらすぐ答え合わせをしよう。

→問題の解き方を説明できるように

「ここにこうやって着目したら解けるよ」というのが高1生でもわかるように説明できるようになればOK。

内容一致にこだわろう。選択肢が○か×の根拠になる文章が何行目のどこにあるか+誤答の場合どうずれているかを明示。現代文のようにやってみよう。(逆、ナシ、などの判断基準を選択肢の該当箇所に簡単に書き込む)

 

②徹底解釈(文の解剖)

★疲れた人や慣れていない人はこのステップの前で一回休憩を入れるべき。

 

→確認だが、構文が自力でとれないレベルの人は構文解釈の詳しい参考書を使用しているはず。その前提で話していくので注意のこと。(お勧め参考書はこちらから。)

navigatortopass.hatenablog.com

 

「レベル別問題集」や「ハイパートレーニング」にあるような構文解説のページを真似して、自力ですべての文の構文をとり、テキストに書き込んでいく(SVOCの確定、不要な部分にカッコ、修飾の関係を記入、など)(長文演習といえども、最初のうちはここに一番時間をかけなければいけない。)

単語は問題集の付録を使って調べ、書き込む。(もしくは、単語帳を使って調べよう。)分からない部分が出てきたら少し悩んで、わからなかったらテキストの解釈を見てなぜ構文が取れなかったのか考えてみよう。

すべて構文が取れたら、テキストのものと間違っていないか確認する。

 

大事なことなので、何度でもいわせてほしい。

構文解釈の力が足りていない人は難関大の英語で安定した成績を残すことはできない。(この力が足りていない場合、読めた文がたまたま自分の知っているor類推しやすい話題だった時だけ高得点を取れる人になる。)

「センターまでの英文は読めるよー、でも過去問はだめだー」というパターンの受験生が結構秋以降出てくるが、(現役の時の僕がまさにそう。それが一年で早稲田に受からなかった原因だと思う)構文解釈力の不足が原因だ。読んでいる君にはそうなってほしくない。

 

③復習:目的をもった音読

ここまでで問題+本文がじっくり味わえ尽くせた。ここまでやって初めて音読が生きてくる。(じっくりと理解していない英文を音読しても何も意味がない)

おすすめする音読の方法は3種類ある。それぞれ目的が違うことに注目してほしい。

ここまででしっかりと問題について検討し、構文を解釈しているから、今後、いま解いた長文の復習は音読だけでよくなるのだ!

 

 3つの音読

1.書き込んだテキストを見ながら自分のペースで音読

目的:本文の復習、やったことのメンテ

2.書き込んでいないまっさらなテキストを音読

目的:演習当日のシメとしてやったことが頭に入っているかの確認

3.書き込んでいないテキストを見ながら、CDをその音声の通りに追いかけ(追い越してはいけない)音読。<パラレル・リーディング>

目的:読むスピードを底上げする(絶大な効果アリ)、すでにやった長文のメンテ

①→②→③の順番でこなす。①→②は当日にやっておこう。

(①を3~4回、②を2~3回くらい)

③は後日の復習用。以前やった長文の復習は、③のパラレル・リーディングを3回もやれば十分だ。パラレル・リーディングで「わかっていないな」という場所が出てきたら、①の音読をしたり、解説をもう一度見ればよい。

 

ここまでやってはじめて、一つの長文を味わい尽くしたことになるだろう。

あまり構文解釈や復習に時間をかけていなかった人には驚くほど内容が濃いものになるだろうが、ここの部分は手を抜かず、毎日まとまった時間をとってじっくりと机に向かい格闘してほしい。

 

 

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