私文の頂点

「普通だった」高校生が4か月の自宅浪人で早稲田に合格した受験術・戦略・勉強法を、分かりやすくお教えします。

英単語帳を確実に終わらせるための7つのポイント

チューターをしていて分かった。

効率的に英単語の学習をしている生徒は数パーセントにすぎない ことが。

メンテ(復習)を軽視したり、○△×法(やそれに似た方法)をやらずに分かるところに時間を割いたりしている。

正しいやり方を知らなくてうまくいかないから、結局モチベーションが上がらず、手をつけてなかったりする。(これ、けっこうある。最悪だ)

一方、ちゃんと学習方法がわかっている子は暗記ものにも前向きに取り組んでいる。その子たちは英語がぐんぐん伸び、ほぼ受験に勝つ。

 

本当は、誰もがそうなれるのだ。方法とやる気さえあれば!きっとこの記事を見ているくらいだ、やる気はあるのだろう。そこは信頼している。(あ、でも本当はもっと必要かもしれないから、受験に対して自問自答するなどして自分を奮い立たせてほしいよ)だから僕からは方法を、それも試行錯誤して編み出した一番自信ある方法を授けたい。

 

僕はこの記事を単語帳アレルギーの人のために書いた。アレルギーを治すための処方箋だ!もし英単語学習が進んでいる人は、このやり方を取り入れてさらに効率を高めてほしい。

なお、おすすめの英単語帳についてはこちらに記載した。正しい英単語帳を選ぶことはとても重要なので、ぜひ見てほしい。(英単語帳って戦友みたいなものだよね)

navigatortopass.hatenablog.com

 

では、はじめよう。

 

①○△×法の徹底

navigatortopass.hatenablog.com

復習の王道、○△×勉強法。

マスターしていない人は、これを徹底するだけで効率は格段に上がるはず。

学習速度が上がればやる気も上がるよ!

②メンテと開拓のバランス

いま君が使っている単語帳の単語を分類しよう。

その取り組み具合によって3つのゾーンにわけられる。

メンテゾーン:(○△×法の基準で)9割が○。もうやらなくていっかなーってところ。(演習でこの辺の単語を落とすとショックを感じるやつ。)

開拓ゾーン:イマまさに手をつけているところ。手をつけたけど9割○に満たないところ。(演習でこの辺の単語が出てきて解けないと悔しいやつ。)

未開ゾーン:まだ手をつけていないところ。(演習でこの辺の単語が出てきても単語帳乗ってるのかなコレ?ってなるやつ。)

一番のポイントは、メンテゾーンを軽視しないことだ。

メンテゾーンの確認は毎日行う。そうすることで長期記憶が出来上がってくる。(反復すれば嫌でも忘れないということだ)

分量としては、毎日単語にかける時間の半分をメンテにかけるようにしよう。ここはとにかくスピーディに。以前つけた◯△×と違う色のペンに持ち替えて、忘れた単語があったら新たにチェックをつけよう。そして、わからないところだけ徹底的に。○△×法の◯の基準を満たしてメンテゾーンに入れた単語なら、15分でも十分に総復習ができるはずだ。

たとえば30分単語に使えるなら、15分メンテ。残り15分は開拓だ。

開拓は200語くらいずつやるといい。多いと思うかもしれないが、200でいい。そして、開拓がメンテゾーンになる基準を満たすまで(9割○)になるまで、未開ゾーンに手を出してはいけない。しつこく開拓ゾーンをやる。

③3回くらいに分けて同じところをやり続ける

メンテも開拓も、30分ぶっつづけでやるのは無理だ。10分までの細かい時間で何回か行おう。まとまった時間が取れるなら、それは長文演習をするための時間だ。

休み時間、通学、お昼休み、寝る前あたりで単語を終わらせてしまおう!

④やることを絞る

英単語の学習は、その意味の殆どが長文を早く正確に読むためにある。

だから、英語→日本語を瞬間で確認するだけ。それ以外はやらない。派生語も後で。

派生語はあくまで派生語だから、見出し語を憶えてからのほうが効率がよいぞ。派生語は見出し語をすべてメンテゾーンに入れてからだ。

日本語→英語が求められるシチュエーションは受験ではかなり少ないので、効率を考えてやらない。それは英作文とか英訳でしか問われない。(しかも、英訳なら英訳、英作文なら英作文で個別に学習しないと、その単語の本当の使い方がわからないはずだ)

⑤CDの使いかた

発音が分からない時の確認だけがいいと思う。

ふつうはCDを使わないほうが高速で取り組めるからだ。『DUO復習用』や、『速読英単語』の音読は別だけど。

⑥シメの単語カード

開拓でもメンテでも、1ページにつき1つとかの残りの単語を覚えるために、ページをぱさぱさめくるのはおっくうだ。残り30語程度になってきたら、単語カードに残りを書き込み、そちらを覚えるようにすると効率がよい。ただしそこでも○△×法で。カードに◯△×を記入するのだ。○や△が3つついたものは除外。△と×だけやって、とどめをさせ!

⑦単語を覚える重要性を心に刻む

単語の学習は、一番最初に手をつけるべきもので、最後までやり続けるものだ。

特に、「最初に」手をつけるべきという部分が重要。あまりみんな意識しないのかもしれないが、僕が大事にしている考え方だ。

単語を覚えると、長文問題の演習で、単語以外の部分に集中できる。単純に読むのが早くなって演習にかける時間を短縮できるのに加え、問題を解くという行為に集中できるようになり、読解問題を読むのではなく「解く」ことに力が注げ、解法をスムーズに取得できる。

もちろんそう言えるのは長文だけではなくて、リスニングや和訳でも単語がわかっていなければその単語を学習するのに時間が割かれてしまうし、単語のせいで解けなかった問題も復習をすることになり、非効率的だ。それを防ぐために、勉強をこれから始めるという人は英単語の学習時間を30分は必ず取ろう。浪人生など、時間がある人は1時間程度とっていいと思う。

センターレベル、基本の1200語が分かるまでまとまった時間を毎日取って、ほかの英語学習の効果を最大限に上げてやるのだ。

番外編 辞書として使おう

長文読解の時にぜひ辞書として使おう。単語帳に載っている単語を覚えれば受験で勝てるのだから、覚えるべきかどうかの素晴らしい指標になってくれる。電子辞書よりもさらに効率がよいはずだ。単語帳に載っていない単語を覚えている時間はない。10、20の難単語を憶えても、1つ基本単語をメンテし忘れたら赤字だ。